初心者向け

ebay輸入で「儲かる商品が見つからない」3つの理由

こんにちは!山口です。

私は「ebay輸入にチャレンジしたい!」という物販初心者の方のサポートをさせていただいているのですが、ビジネスを始めたばかりの方から必ず「儲かる商品が見つかりません…どうしたらいいですか?」と言う類のご質問をいただきます。

なかには「ebay輸入はリサーチが難しくてできる気がしません」とか「本当に儲かる商品はあるのですか?一日中やっても全く見つかりません」というようなご相談をいただくこともあります。

もちろん、ebayから仕入れて国内の販売プラットフォームで販売して儲かる商品はたくさんありますし、正しい方法で実践し続ければ0から自分自身で商品を見つける力をつけることは可能です。

ではなぜ物販初心者の方が儲かる商品が見つからないのか?今までの生活で経験のない初めてのことを学ぶ訳ですし、物販における全ての経験値がないという点もあるでしょう。

誰もが最初は初心者ですし、みんなが通る道なので最初から上手くいかないことを心配する必要はありません。

実は儲かる商品が見つからないのは3つの明確な理由があり、これを知らないで自己流で進めるのはかなり危険です。

今回の記事をチェックしていただくことで

初心者さんが儲かる商品を見つけられない理由が分かる

儲かる商品を見つけるための解決策が分かる

ebay輸入ビジネスで稼ぎ出す最初の準備ができる

こんなメリットがありますので、ぜひ最後まで読み進めてください。

それではいってみましょう!

過去相場同士で照らし合わせができていない

まず一つ目の理由ですが、「過去相場同士で照らし合わせができていない」と言う点になります。

ebayから仕入れて国内で販売して儲かる商品を探す時に双方のサイトで販売価格の照らし合わせをすると思います。

価格差のチェックは誰しも利益を獲得したいので、必ずしているはずです。しかし、この価格比較の基準が間違っている可能性があります。

リサーチの原則ebayと国内サイト(ここではメルカリやヤフオクのことを指します)の過去相場同士を照らし合わせることです。

過去に売れた価格=事実ですので、相場の変動がある可能性はありますがこちらの価格を一定の基準にすることで今後その商品が売れる価格を正しく把握することができます。

一方、現在出品されている商品の価格は参考程度の情報に過ぎません。現在販売価格=実際に売れる価格ではなく、商品を販売している出品者が売りたいと思っているだけの希望価格であることも多いです。

例えば下記のような商品


ebayの「sold items」(過去3ヶ月の相場が確認できる)で見てみると100ドル前半で仕入れできるチャンスがありました。

仮にこちらの商品は国内で2万円中盤〜後半の価格で販売できれば少し利益が取れそうですが、こちらの商品をebayの現在出品商品(今からすぐに買える)で確認してみると、、

同じ商品が最安価格でも198ドルでした。なんと過去相場の2倍近い金額でしか今は販売されていません。

こちらの例のように現在出品されている商品は大抵、価格が高いです。当たり前ですが、良い商品が利益が取れる安い価格で現在出品されていれば仕入れが上手な人がすぐに購入します。

ebayには相場の幅があります。同じ商品でも高いタイミングもあればとても安く買えるタイミングもあります。

日本のヤフオク!の10倍以上の商品規模があるebayではこの相場の幅が広いです。したがって仕入れをするタイミングは注意しなければならないです。

また、全てではありませんが現在出品されている商品は仕入れが上手な人が刈り取った後の残りものである場合が多いです。

「じゃあ初心者が儲けることは無理じゃん!」と思うかもしれません。そうではなくあなたも次回は過去相場で確認できるような安いタイミングで仕入れができるように仕組み作りをすれば儲けることができます。

これはebayのシステムを利用して簡単に仕組み作りができるのですが、こちらの動画でかんたんに紹介しています。

初心者の方は「早く商品を仕入れたい!」「早く利益が取れる商品を見つけて結果を出したい!」という焦りから現在出品されている商品から仕入れようとしてしまうがちです。

仕入れのタイミングのイメージを膨らませていただくために一つ失敗パターンの例を出してみますね!

例えば、国内で25,000円で売れる商品をebayの現在出品で120ドルで発見したとします。そこで「少し利益が出そうだな!」と良くデータを調べずに即決してすぐに買ってしまいます。

その後、もう一度よく相場を確認してみると国内で20,000円で売れてしまっている履歴があったり、ebayの過去相場では90ドル程度で仕入れできるタイミングがあったことに気づいて120ドルでは利益が取れる可能性が低いことが判明し、「もっと安い時に仕入れれば良かった」と後悔する結果になったりします。

このようなパターンは初心者の頃に私も良くやりましたし、ほとんど誰もが一度はすると思いますがなるべくこのような失敗を少なくしたいですね。

過去相場同士で価格の照らし合わせをして、なるべくebayの過去相場下限で仕入れるように意識してみてください。

仕入れを安くすることを心掛ければ結果は出しやすくなりますよ!

ebay検索時の入力キーワードがズレている

「儲かる商品が見つからない」二つ目の理由ebayで商品を検索する時の入力キーワードがズレていると言う点です。

ebayの検索窓に入力するべき適切なキーワードのポイントを抑えていないと全く的外れな検索結果しか確認ができずに正しく商品が表示されない事態に陥ります。

こうなってしまっては本来見つかるべきだった商品も見つからず、袋小路に入るかのようにリサーチが迷宮入りしてしまいますね。

文字ベースだと伝わりにくいと思いますので、また商品例を出して解説していきますね!

例えばこちらの商品です。

「SONY wh-h910n」という商品になります。こちらをebayに探しにいくとしてあなたはebayの検索窓にどのようなキーワードを入れますか?

まずebayの検索窓にキーワードを入れる時は「キーワードの数は最小限から始める」と良いです。

また入れるべき優先度の高いワードは①ブランド名→②品番・型番(品番が分からない商品やない商品はモデル名やシリーズ名)→③デザインの特徴(素材など)→④今まで挙げた以外で連想されるキーワードと考えていくと良いでしょう。

ブランド名や品番、モデル名などが明確な商品ほど「探しやすい商品」、これらのキーワードが不明確な商品ほど「探しにくい商品」といったイメージになります。

こちらの商品はブランド名「SONY」と分かります。また品番・型番「wh-h910n」ですね。

こちらの商品はキーワードが分かりやすく、そのままズバリなので分かりやすいですね。
では、ebayの検索窓に移ります。

検索窓に「sony wh-h910n」と入力して検索していきます。
ebayの過去相場で12件正しく商品が表示されて相場を確認することができました。

ここで注意点です。今回の例はキーワードの選定がシンプルなので、やってしまう方は少ないと思いますが、キーワード入力の失敗例として「入力キーワード数が多過ぎる」とか「余計なキーワードを入力している」パターンがよく見られます。

例えば入力キーワードのNG例として、「sony wh-h910n」を過去に販売していた出品者のページに進み

ebayに入力するキーワードを英語にしたいと思って、赤線の部分を全てを翻訳にかけてしまったりする方がいます。

Google翻訳の画面です。翻訳すること自体は正しい行動なのですが、こちらのキーワード全てをebayの検索窓に入れてしまうと「hear-on3」や「wireless」など不要なワードも一緒に入れてしまうことになります。

こちらの「sony wh-h910n hear-on3 wireless headphones」をebayの検索窓に入力してみますね。

先程12件、確認できた過去履歴が3件に減ってしまいました。これは不要な「hear-on3」や「wireless」「headphones」のワードが入力されていたからです。
不要なキーワードを入力してしまうとそれだけで「本来確認できるはずだった商品が表示されない」という結果に繋がりますので、気をつけてください。

繰り返しになりますが、「キーワードの数は最小限から始める」ということを心に留めておいていただけると幸いです!

日本住所のみで検索している

三つ目の理由はebayで商品を検索する時に「日本住所のみ登録」の状態で検索しているという点です。

「いやいや私は日本人で日本に住んでいるから日本住所を登録した状態で検索するのは当たり前じゃん!」と思う方もいらっしゃるかもしれません。

しかし、ebayはアメリカを主とした海外のサイトです。ebayで販売されている商品の中には「アメリカ国内にしか送らないよ」と出品者が設定している商品が多数存在します。

実は日本住所しか登録がない状態のアカウントでebay上で商品を検索してもこのような「アメリカ国内にしか送らないよ」という商品が表示すらされてこない事がよく起こります。

そもそもアメリカに住所がある人と日本住所のみしかない人では見れる商品の幅が全然違ってくるわけですね。

全ての商品がこの限りではないのですが、その差がわかりやすい一例を挙げてみますね!

「taylormade truss tb1」という商品をebayで検索してみます。

私はアメリカの住所を持っているので、そちらの住所を配送先優先にした状態のアカウントで商品を検索してみました。86件の商品がヒットしました。

次に、日本の住所にアカウントを切り替えて検索してみますね。

検索にヒットした商品数は39件でした。全く同じキーワードを入れて商品を検索してもこれだけの差が生まれることがあるんですね。

アメリカ住所を設定したアカウントと比較して半数以下の商品数しか見つからない状態ではリサーチの難易度も上がってしまいますね。

上記の例でも分かる通り、ebay輸入ビジネスで継続して稼いでいくためには「アメリカの住所登録はほぼ必須」と言えます。
稀に日本住所だけで実践して稼げている方もいますが、かなりレアケースです。

もしかしたら「アメリカの住所を取得する」と聞くとなんだか大変そうだなーとか難しそうだな、と感じる方もいるかもしれませんがとても簡単です。どなたでも、とあるサービスを使えば明日からでも取得できます。

具体的な方法としては「アメリカの転送会社に登録する」ということが必要なのですが登録方法はまた改めて別の記事でお知らせしますね!

今回はとにかく「アメリカの住所が必要で、転送会社の登録すれば解決できる」と覚えておいてください。

まとめ

いかがでしたでしょうか?

今回は

  • ebay輸入で「儲かる商品が見つからない」3つの理由

に関して解説してきました。

改めて振り返りますが3つの理由は

過去相場同士で照らし合わせができていない

ebay検索時の入力キーワードがズレている

日本住所のみで検索している

とでした。

こちらの3点を改善するだけでも今までよりリサーチが格段に捗るようになると思いますので、ぜひやってみてください。

わからないことや聞きたいことなどあれば、お気軽にコメントくださいね!

それでは、最後までお読みいただきありがとうございました!